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スタッフの日記

今日のおやつ(6)

 待ってた人が来てくれました。

お客様のYさんです、いつものようにお土産持参で。

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ここ2〜3日で、急に寒くなったので 雪だるま君ですね。

これは、

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クリスピー・クリーム・ドーナツでした! おいしそう!

オマケも付いてきました。

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こちらはカスタードクリームとチョコ味のドーナツですか?

ロウソク.jpg

ほっぺの位置に糸が出ているでしょう。

正解は、キャンドルでした。

ほんとによく出来ています。スタッフみんなで、アーダ、コーダといいながらランチパーティしました。

皆さんには「雪だるま君」の切手をご紹介します。 こちら

クリスマス切手特集は、まだまだ続きますからお楽しみに。

Yさん、ごちそうさまでした。まるでサンタクロースのように優しい人です。

ツーショット

 富士山、新幹線と、大きいもの長いものが好きな 切手のまめ です。(単純ともいう)

東京にお目見えして今一番の話題となっている「東京スカイツリー」、

土日や正月は早くも予約でいっぱいで、昇ることはしばらく出来そうに有りません。

来場出来なくても、東京の様々な場所から見えてしまうので、気にしない訳には行きません。

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先日、絶好の秋晴れの日に撮影 隅田川ラインの水上バスからの眺めです。

清洲橋とスカイツリーのツーショット。頭上の雲がご愛嬌でしょう。

つぎに、

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浅草寺の五重塔とスカイツリーのツーショットです。空が茜色なのは、朝焼けです。

互いが寄り添っているようで、こちらもロマンチックな写真になりました。

さて、撮影場所なのですが、もったいぶって ここでは秘密にしておきましょう。

どうしても知りたい方は、当ホームーページへお問い合わせください。そっと教えちゃいます。

切手は こちら 

 

 

ゴッホコレクションより(パート10最終回)

 ゴッホコレクションのご案内もパート10になりました。

10回目には何をご紹介しようか、いろいろ悩んだのですが、2点掲載します。

g29.jpg 「午睡」

農夫の安らぎのひとときですね。絵描きを自覚して職業としたゴッホですが、

体を使って生産する農夫たちには心からの尊敬を持っていたから描けた作品です。

g30.jpg 「夜のカフェテラス」

このままの風景が今も残っているそうですね。

ひとつ疑問に感じることは、当時の灯火がこれほど眩しいぐらい

明るかったとは思えないのです。

カフェテラスだけでなく向かいの建物の窓の明かりも、遠くに見える馬車の明かりもしかり。

私の勝手な想像なのですが、これはゴッホの人恋しさの心の声ではないでしょうか。

チャンスがあれば、テラス席に腰掛けて、ゴッホおじさんのおしゃべりにつきあってもいいですよ。

注文の飲み物は、ホットワインがいいですね。

ゴッホコレクションのブログは、これで最終回にします。ありがとうございました。

 (午睡、夜のカフェテラスを含むゴッホコレクションは完売しました。)

 

ゴッホコレクションより(パート9)

 11月からはクリスマス切手の準備に大忙しです。これがまた、膨大な数、量で

当社に有る切手だけでもすべてホームページに掲載しょうとすると、年が明けてしまいそうです。

お待たせしました、ゴッホコレクションを再開します。

g49.jpg ゴッホコレクション より「跳ね橋」

短い年数の画業のなかで最も安定した時期に描かれた南仏アルルの跳ね橋です。

切手のまめにとって、ゴッホの絵を初めて見たのは「跳ね橋」でした。

中学生時代 美術の教科書に載っていたもので、それは橋のたもとで、現地の女たちが

洗濯する姿が描かれた・・、こんな拙い説明でも誰もが思い浮かべることが出来る

あの名な作品です。向こう岸には木立が見えますね。この頃はまだ、後の作品「糸杉」のように

梢は渦巻いてもいませんし、もちろん空や大気と混ざり合ってもいません。

こんな平穏な風景があるのなら、行ってみたいところです。

暖かい空気に包まれて、昼寝でもしましょうか。

 

 

ゴッホコレクションより(パート8)

 南仏 アルルの風景や風土にピクチャレスクを感じたゴッホは、芸術家が集う

芸術村を作ろうと構想しました。何人かの画家仲間を誘いましたが、

それに応じてくれたのはゴーギャンです。

g50.jpg 「ゴーギャンの椅子」ゴッホコレクションより

喜んだゴッホはゴーギャンの為に肘付きの椅子を調達しました。

座面には灯した蠟燭と2冊の書物、この絵を見るだけでゴッホがいかに友の到着を待ち望んでいたかが伺えます。

 

共同生活は最初のうちはうまくいっていました。しかし互いの絵に対する考え方の違いがあらわになってくると

諍いの日々となります。このときゴッホが起こした事件は有名すね。

ゴッホの理想郷は、わずか62日間で、ゴーギャンの旅立ちとともに終わります。

椅子の蠟燭がゴーギャンの明かりなら、壁の灯火はゴッホ自身でしょう。

仲間を待ちわびるゴッホ自身の心の自画像かもしれませんね。

 

ゴッホコレクションより(パート7)

 37年のあまりにも短い生涯でありながら、これほど多彩なテーマを持つ

画家であることに驚かされます。ゴッホの代表作を一つあげることは

たいへん困難な作業になります。

そこで、今回はゴッホ自身をご紹介しましょう。

ご案内している「ゴッホコレクション」には8作品の自画像が収録されています。

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gogh-2.jpg ゴッホコレクション より「自画像8種」

戸外で活動できない雨天の日や、モデルになってくれる人を探せないときには

自画像に取り組んでいました。これは絵を勉強するにもたいへんいいことで

絵画を専攻する画学生なら、必ず課せられるテーマです。

鏡を見ながらキャンバスに向かう姿は、今も昔も変わりませんが

絵の中のゴッホの視線を追うと、どこに鏡を置いていたのかわかりますね。

 

ゴッホコレクションより(パート6)

 「昨日と今日、種まく人にかかっていたが、すべてやり直し終えた。

gogh-3.jpg 

                            ゴッホコレクションより 「種まく人」

空は黄色と緑で、地面はスミレ色とオレンジ色だ。ぼくは、この素晴らしい主題が絵画に描かれるべきことを

確信している。そしていつの日か、誰かほかの人か、あるいはぼくによって、それが描かれることを願っている。」

                            ーゴッホの手紙 西村書店発行よりー

 

描くことを仕事として、技術的にも、精神的にも自信を深めたゴッホです。南フランス、アルルの気候風土が

彼の画業を安定させたのでしょう。それにしても、大人の私がこのような太陽を描いたら、なんと幼稚な

ことかと冷笑されることは請け合いですが、ゴッホの純粋な目には太陽はこのように見えたのでしょうね。

今日のおやつ(5)

 おなじみのお客様Yさん、今日もおやつを持参でご来店くださいました。

当グログも見てくださっているようで、

「この前持っていったケーキが、ホームページのブログ掲載になっていたので、ビックリしたよ」

と、開口一番。そうです、私たちはYさんのご来店を(お菓子のご来店かも?)

心待ちにしているのです。

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老舗レストランの名物菓子、小川軒「レイズン・ウイッチ」です。

冷蔵庫でよく冷やしてお召し上がりくださいとのこと

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ごちそうさまでした。

 

ゴッホコレクションより(パート5)

 1888年6月、ゴッホは地中海沿岸に滞在し海浜風景や漁村風景を描きます。

gogh-4.jpg ゴッホコレクションより「サント=マリー=ド=ラ=メールの漁船」

「ついにぼくは地中海沿岸のサント・マリー・ド・ラ・メールからきみに手紙を書いている。

地中海は鯖のような色をしている。ぼくが言いたいのはその色が変化に富んでいるということだ。

青かどうかさえ断言できない。というのは一瞬後には変化する光によって

ピンクや灰色の色合いを帯びてしまうからだ。」               ーゴッホの手紙 西村書店発行ー

 

よく見るとこの切手の絵は水彩画のようです。

もちろん彼は油彩で漁船だけでなく地中海の海そのものの風景も描いています。

波を表現する筆さばきからは、光を自在に操ることが出来るゴッホの喜びを感じることが出来ます。

 

ゴッホコレクションより(パート4)

 1888年2月、ゴッホはプロバンス地方のアルルに到着しました。

心のうちを沸き立たせる豊潤な農村風景やそこに暮らす素朴な

人々に魅了された彼は、構図・色調・明るさなどにおいて私たちが知る

最もゴッポラしい作品を次々と生み出していきます。

 

「みんなが ぼくのように この南仏まで下ってくることができたらいいのに」

gogh-5.jpg 「菜園」

 この絵(国立印刷局制作、凹版印刷 彫刻者:岩國守)は ゴッホコレクション のオマケとしてご提供します。

 (記:この絵を含むゴッホコレクションは完売しました。)

 

「ぼくがやりたいと思っているのは、既にきみが持っている最初の素描で試みたようなパノラマだ。

とても広大でありながら灰色の色調のなかに薄れていくことはなく、いちばん最後の水平線、

すなわち青い丘の稜線だが、そこまで緑であり続ける。」           ーゴッホの手紙 西村書店発行よりー