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2012年12月

今日のおやつ(7)

 いつもお世話になっている Oさん からの差し入れです。

テディーベア.jpg

25日、今日までクリスマスってことで、見てるだけ〜のみなさまにはご勘弁願います。

マグカップは、切手のまめの私物です。イギリス旅行のお土産でいただいたものです。

ですから正真正銘のテディーベアですね。

そこで今日の切手は

テディーベア切手.jpg オーストラリア1997年発行テディベアと人形

なんて愛らしいのでしょう。大きなリボンがアンティークの風合いを出しています。

今気がついたのですが、ベアの右足のたもとに「1997」発行年が記されていました。

 

ランチで忘年会

 アットホームな英国海外郵趣です。

早々と忘年会をしました。会社の近くでお昼によく利用する

「レストラン おまかせ亭」でのひとときです。おまかせランチ.jpg

わが社は、総勢10名のスタッフで運営しています。けっこう大家族でしょ。

今年結婚したスタッフにお祝いと、英国海外郵趣の今後の発展を祈って

ワインで乾杯しました。(昼酒です)

今日はお魚またはお肉のミニコースをいただきましたが、切手のまめ的には

オムライスがお勧めメニューです。あのふわとろ卵のオムライスはここでいただけます。

おまかせパンフ.jpg

ごちそうさまでした。

さあ、みんな来年もがんばりましょう!

グリーティングカード

 外国の取引先から届いた2012年のグリーティングカードです。

G-card.jpg

真ん中のサンタさんのカードは、ロイヤルメールから届きました。

「年賀状は贈物だと思う」というコピーがありましたが、まさにその通りだと思います。

心暖かい贈物、ありがとうございました。

フランスの城、切手と絵葉書(2)

 「華麗」という表現がまことふさわしい城を、まずはご覧ください。

 

シュノンソーアンテ.jpg

ロワール川に建つシュノンソー城です。

このアンティーク葉書は実逓で、切手は種まきが使われていますから

おおよそ年代は推測できましょう。ロンドン宛です。

シュノンソー切手.jpg

シュノンソー城は6人の女性が城主であったことから「女性の城」とも言われています。

シュノンソーカラー.jpg

なるほど、逆さ富士ならぬ逆さ城、川面は女性の魂である「鏡」そのものではありませんか。

切手は1944年に2種、2003年に1種発行されています。

シュノンソー2切手.jpg 1944年発行

シュノンソー1切手.jpg 2003年発行

切手発行に60年の隔たりがありますが、どちらも川面に映る逆さ城は

外せないようですね。

 

 

 

 

国民が「もちろん幸せ!」と答える国

 サンマリノ共和国の正式名称は、Serenissima Repubblica di San Marino

とても清らかで落ち着いた聖マリノの共和国 という意味です。

人口約31,500人、面積61.2平方キロメートルの小さな小さな独立国は

イタリアの中央に位置します。

紀元301年から1700年以上もも続く世界で最も古い共和国で

世界のトップレベルの長寿を誇り、専制政治を許さない政治制度を貫き、

皆が「もちろん幸せ!」と笑顔で答える国です。どこかの国も見習ってください。

国の象徴たるティターノ山に建つ3つの塔と要塞の国とえいば

思い出す風景があるでしょう。もちろん世界遺産に登録されています。

長くなりましたが、何とも愛らしい切手をご紹介します。

85-200.jpg サンマリノ1999年発行ティターノ山頂3つの塔と聖夜

清らかさと可愛さと合わせもつ切手、

正直なところ手元においておきたいのですよ。

後日談 : お陰様でこの切手はお嫁入りしました、幸せになってくれるでしょう。

クリスマスリースウォッチング

 この時期、散歩中よく目にするのが玄関ドアに飾られたクリスマスリースです。

1kmほどの間に10個以上のリースを見つけ、様々なデザインでそこのお宅を

演出していることに気づきました。

ご一緒にクリスマスリースウォッチングに出かけましょう。

リース2赤.jpg

一番手は、ゴージャスな薔薇のリースとサンタさんがブランコしているような意匠

リース3赤.jpg

クリスマスレッドを基調としたドーナツ型の一般的な形、それでもよく見ると松ぼっくりの飾りがいい感じ。

リース2ドア.jpg   切手はこちら

この2点はドアと調和したトータルデザイン、明かり取窓とよくマッチしていますね。

リース3個性派.jpg

ちょいと個性派、リンゴのリースはお手製でしょうかね。ステキです。

ステキと言えば、リース1ドア.jpg

ピラカンサスの実だけを使ったシンプルなデザイン、このセンスには脱帽です。お見事!

そして、最後は、

リース1雪だるま.jpg

文句なしにカワイイ、このお宅の幸せが見えるようです。

きっと、暖かいクリスマスになるのでしょうね。

Merry Christmas !

 

フランスの城、切手と絵葉書(1)

 フランスのお城で有名どころをいくつか挙げよと、問われたら

すぐさま両手の指では足りないぐらい、名城がついてでてきますが、

きょうは、その中でも誰もが知っているあのお城をとりあげます。

まずはこちらをご覧ください。

ベルサイユアンテ.jpg

ヴェルサイユ宮殿のアンティーク絵葉書です。

年代は不詳なのですが、フランス旅行の記念に求められたものと推測

宛名面には、ご本人の旅記録が万年筆で達筆に書かれています。(実逓ではありません)

空欄に、

右上:八月一日 ベルサイユ宮(千三) 何ト立派ナ◯◯ー!!!

文面はマナーとして読みませんが、憧れのヴェルサイユ宮殿に辿り着いた感動を

!!! として書き残されています。

左下:↓此処デ昼食ヲナス

フランス料理のフルコースでしょうね。ウラヤマシイ。

絵はがき蒐集家がこのブログを見てくだされば「そうか!」と得心なさると思いますが

じつはこれ「此処にいます絵葉書」なのです。

何のことなのか、知りたい方は

書籍 「絵はがきの時代」細馬宏通 著 青土社2006年発行

をお読みください。絵はがき史をおもしろく綴った、切手のまめ推薦の一冊です。

ベルサイユカラー.jpg

ヴェルサイユには切手のまめも行ったことあります。宮殿も庭園もスケールの大きさは日本人感覚の物差では

尺度が違います。園内を歩き回ってクタクタに疲れたことが思い出されます。

フランス発行の切手は1938年を最初に、その後1952年、1954年、1997年、2001年と5種あります。

その中から、2種をご紹介します。

ベルサイユ切手2.jpg 1954年 発行

ベルサイユ切手1.jpg 1997年 発行

1997年の切手はタブを含めると10cmもの横長切手です。

切手もスケールが大きいです。

 

アンティーク絵ハガキ

 手前味噌ですが、当社は郵趣に関する様々な品をご紹介できること嬉しく思います。

当ホームページの常連さんはもうお気づきでしょうが、今週はじめから

アンティーク絵ハガキを数点掲載しています。発行年が不明なのが残念ですが

当時の印刷技術の未熟さが、かえって風合いになっています。

ハガキの角がすり切れて丸みを帯びているところなど、

幾人もの人の手から手に渡ってきたことを想像し、今、私の手元にあることに感慨をおぼえます。

未使用のハガキなら、絵面をお見せすることで気楽にご紹介できますが

問題は実逓ハガキです。住所や名前など、またプライバシーの文面を

戦時中の検閲みたいに黒く塗りつぶすわけにもいかず、

このようなときはどうするのかと先輩の郵趣家に聞いたところ、

「マナーとして絶対に読まない」と、毅然としたお答えをいただきました。

長い文章になりましたが、オススメのアンティーク絵はがきをご紹介します。

大人を誘惑するかのような瞳です。

少女1.jpg

 

もう一枚の方は、やっぱりラブリーですが、ん?

少女2.jpg

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