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2012年4月

余白部分の情報

The House of Windsor

切手に限らず、印刷物の余白部分には印刷に関する情報が印刷されています。下の写真では中央の列、1番目左にストックコード?、1番目右にシリンダーグリッド(シリンダーのどの部分で印刷されているかの表示)、2、3番目の2列は色玉(このペーンは5色のインクで印刷されています)、4番目左にFSCロゴ(紙の原料が作られる森が適切に管理され、加工流通過程でも適切な管理が行われていることを示すマーク)、一番下左に発行日が印刷されています。

 

特殊印刷と変形目打ち

multi_JAPAN_200.jpgmulti_PHILA_200.jpg最初にメタリックマルチイメージを使った切手は、平成14(2002)年4月19日発行の「切手趣味週間にちなむ80円郵便切手」です。この印刷技術は偽造防止のために財務省印刷局により開発されました。左の画像は昨年の「切手趣味週間」のもので、見る角度を変えると「PHILATELY WEEK 2011」と「JAPAN POST」の2種類の文字が見えます。また楕円形の目打ちが各辺に1箇所あります。

definitive-perforation_200.jpgイギリスの切手にも楕円の目打ちが使われているものがあります。