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2013年3月

イタリアの階段、切手と絵葉書

 イタリアで最も有名な観光地のひとつ、ローマのスペイン広場です。

90-600ローマ.jpg

この絵はがきは実逓で、残念ながら切手は はがれ落ちてないのですが、日付は 17-2.08 とありますから

1908年に投函された100年以上も前の絵はがきです。絵はがきの中の婦人の服装は、

またまた洗濯を心配しないといけないロングドレスですね。

89-600ローマ.jpg

こちらも同じ時代の絵はがきでしょう。男性のスーツがクラッシックですね。

スペイン広場といえば、ほとんどの人が思い出すシーンは、

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映画「ローマの休日」アン王女(ペップバーン)はイタリア名物のジェラートを食べています。

しかし、ここスペイン広場での飲食は禁止されているそうですね。おまわりさんに見つかったら罰金だそうです。

さて、次に切手です。

きっとこれを出すだろうと、皆さんは既に予測していらっしゃるでしょうが、

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87-600ローマ.jpg 2013年国連発行「国際ラジオの日」6種のうちの一枚

いかがでしょう、予想通りでしたか?

 

 

 

 

 

フランスの橋、切手と絵葉書

「フランスの城、切手と絵葉書」のシリーズは多くの皆様に閲覧いただき好評を得ました。

城切手はまだまだたくさんあるのですが、アンティーク絵葉書を揃えるのが難しいのです。

そこで「城」や「フランス」などと定義しないで、手元にある名品の切手や絵葉書を

ご紹介することにします。不定期便のブログですが、見捨てないでね。

さて、フランスの橋といえばまずこれでしょう。

35A橋古葉書.jpg

パリ、セーヌ川にまたがる絢爛豪華な橋、アレクサンドル3世 橋です。

フランス語で橋は Le Pont  ですね。アレクサンドル3世はロシアの皇帝、フランス・ロシアの友好の証として

1900年のパリ万国博覧会にあわせてパリ市に、ポン!と寄贈してくれたのだとか。

絵はがきの中の人物、特に御婦人に注目してください。みなさんロングドレスですよ。

中には飾りのついた大きな帽子を被っている女性も見受けられます。ドレスの色やデザインは

ルノワールの絵画で想像することにしましょう。

当時のパリは舗装されて、土道ではないものの地面スレスレまでのロングスカート、

裾は摩れないのかしら、お洗濯大変だろうな、とセコイ心配をしているのは、切手のまめです。

57A橋パリ絵はがき.jpg

36A橋切手.jpg 1949年発行 国際電信電話会議

海外渡航の経験などほとんどない 切手のまめですが、パリには行ったことがあるのですよ。

旅行社のパックツアーではなく、全くの個人旅行一人旅でした。

フランス語はボンジュールとメルシーだけしか知らないのですが、

度胸と若さで何とかなりました。遠い昔の話です。

韓国土産(たいやきケーキ)

 先日スタッフのMちゃんが韓国へ行ってきたとかで、お土産買ってきてくれました。

34韓国.jpg

オヤ、猫顔のクッキーかな? と思ったら中身は

33韓国たいやき.jpg

たいやきの形をしたケーキでした。

一番近いお隣の韓国ですが、切手は一枚もご紹介していないことに気がついて

お正月小型シートを数点大急ぎで掲載しました。 韓国切手

「それにしても、ここのブログは食べ物ばっかだなぁー」と、読者の皆さんから苦情がきそうですが、

スイーツを食べながら、切手鑑賞 これこそが趣味の王道でしょう! モンクアッカ!

と、今回は居直っておきます。

 

今日のおやつ(9)

 おなじみのYさんからの差し入れです。

今日は特別豪華です。蓋をあけるとフルーツの香りが漂い女心を幸せにしてくれます。

37フルーツケーキ.jpg

3種類ありましたので、どれにしようか迷って決められません。ケーキのベースはムースでした。

食べたあとは容器を洗って、小物入れにでも使います。

Yさん、またよろしくおねがいします。

大阪1泊旅行-和解した恋人たち-

 たった一泊ですから、あっという間に時間は過ぎてしまいます。

英国海外郵趣のみんなが待つ東京へ帰りましょう。

ちなみにスタッフが待っているのは 切手のまめ ではなく、お土産ですけどね。

40面白い恋人.jpg

㈱よしもと が発売元の「面白い恋人」です。そうです、もちろんパクリの方です。

御本家はこちら、38白い恋人.jpg

お土産アイデア パクリ訴訟は、結局和解となったとか、ニュースで知りました。

「面白い恋人」は条件付きで販売は許されたようです。

具体的には、「紛らわしい意匠のリボンや周りの額縁模様はやめてほしいワー」

「大阪土産やったら、大阪以外の処で販売すんのんやめてほしいワー」

と御本家さんは、ガメツイ大阪商人相手に、使い慣れない大阪弁を駆使して提言、大幅な譲歩を見せてくれました。

ということは、このパッケージも近々見られなくなるのでしょうね。

お土産をスタッフに見せたら、みんなケイタイのカメラを持ち出してきて、パチリ とやってました。

包装紙意匠のパクリはいけないけど、カメラでパチリはいいのです。

もっとも、大阪弁では、パクリのことをパチリとも言いますけどね。

 

 

 

大阪1泊旅行-痛い私鉄電車-

 大阪の私鉄、南海電車に乗ってきました。 

大阪中心部と関西国際空港を結ぶ鉄道、大阪南部海側を走るのは南海電鉄です。

特急ラピート号は鉄人28号に似た顔をしているので、鉄道ファンにも人気があります。

52南海ラピートjpg

切手のまめが乗ったのは、普通車(各駅停車)です。

51南海普通電車jpg

なんの変哲もない車内です

50南海車内1jpg

が、よく見ると・・・ドアの両サイドにご注目ください。

45男の子.jpg 引きこまれないよう ご注意ください

そりゃー、引き込まれたらたいへんです、ものすごく痛いです。涙も出ます。

50南海女の子jpg のコピーjpg 引きこまれないよう ご注意ください

女の子バージョンもあります。指は大けがをします。お嫁に行けなくなるかもしれません。

イヤー、大阪の私鉄はダイレクトな表現をしますね。

もう一つ、オマケがあります。

ファミリーレストラン「ジョナサン」のトイレの扉です。

49ジョナサンjpg

だれかー、救急車呼んでください! 重傷です。

今日は、痛ーーーい お話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪1泊旅行-ひとりぼっちの燈台-

 今年の春到来は少々遅れているようですが、頬にうける風は心地よくなってきています。

春風に誘われ、大阪の南部の商業都市「堺市」を訪問しました。

これから3回にわたってミニ旅行記を書きます。

 

茶の湯の始祖であり、茶聖と称せられる千利休は堺出身です。

また歌人与謝野晶子の生家もここにあります。お菓子問屋のお嬢さんとして

東京へ与謝野鉄幹と駆け落ちする迄、堺で育ちました。

刃物や香料の技術も発展し、堺が商人の町として栄えたのは海路の要所であったためです。

運良くホテルの部屋からは堺港が見渡せて、ホテルライフを満喫した

切手のまめですが、

54灯台窓風景.jpg

この眺望の中に、「当初の場所に現存する日本最古の木造洋式燈台」があるのです。

写真右手前や遠景に見えているのは全て工場の煙突です。さて、何処にあるのでしょうか。

正解はあとで書きます。

朝の散歩をかねて、会いにいきました。

56灯台.jpg

堺港の燈台:明治10年に築造され、約一世紀の間大阪湾を照らしつづけましたが、昭和43年廃灯となりました。

昭和43年に国の史跡に指定されています。ー境まちあるきマップ よりー

比べる物がないので大きさはわかりにくいですが、窓の様子から想像してください。木造住宅の3階立てぐらいかな。

何とも可愛いと形容するのにぴったりな、小さな燈台でした。

55灯台絵はがき.jpg

年代不詳の絵はがきですが、当時では最も高い建造物で、堺港のシンボルだったのでしょうね。

この燈台は、堺中央郵便局の風景印にもなっています。この次行ったとき、風景印を入手しておきます。

ホテルの部屋から見た、眺望の中の燈台は

53灯台窓風景.jpg

写真中央の高速道路の橋桁の間から土台だけがチョコッと見えています。

まるで、「ワタシ、ココニ イマス 絵はがき」になってしまいました。

燈台現役時代は寄港する船の案内役港のスターも、今や役目を終え海に向かってポツンと建つ燈台、

ちょっと寂しそうな光景でした。

切手の燈台をご紹介します。   アイスランド発行灯台2種

先にも書きましたが、燈台へは、会いにいくという表現が適していると感じました。

燈台クン、また来るね。